家族3人で巡る箱根三社参り|御朱印帳4冊目の始まり

寺社巡り(Temple & Shrine Visits)

少し間が空いてしまったけれど、ようやく旅ブログを再開。
これまで一人旅が多かったけれど、今回は妻と息子の3人で箱根三社参りへ。
熊野大社は距離も日程も必要で、もう少し先になりそうなので、本やTVなどで前々から行きたかった箱根3社を御朱印帳4冊目の最初の一歩として刻むことにしました。
小田原のうなぎから始まり、芦ノ湖、そして駒ヶ岳の元宮まで、家族で同じ景色を共有できた一日は、静かに心が整う時間になりました。

小田原到着:特急踊り子で東京駅から1時間

朝9時前、家から東京駅に向かい特急踊り子に乗車して揺られることしばし。
11時過ぎ、小田原駅に到着すると、海の匂いがほんのり混じった春の空気が迎えてくれた。まずは腹ごしらえ、旅の最初の目的地は、妻が小田原出身の友人に教えてもらった駅からほど近い老舗のうなぎ店だ。

小田原の老舗「松琴楼」でうなぎ

今回の昼食は、小田原の名店「松琴楼」。
実はここ、あの松重豊さんが訪れたことでも知られているらしい。11時15分くらいに店前に到着、横のベンチでお待ちくださいとの張り紙があり、店の横に向かうと10人程度が座っている。11時開店ですでに店の中は満杯、注文を取りに来た店員さんによると、1回転目のお客さん次第だが時間は結構かかるかもと。グループの誰かがいればいいとのことで、息子に待機してもらって散歩もしつつ、結局入店は12時過ぎになりました。
暖簾をくぐると、静かで落ち着いた空気が流れ、老舗らしい佇まいが心地よい。到着したうなぎは、ふっくらと蒸され、香ばしく焼かれた皮の香りがたまらない。タレは甘すぎず、重すぎず、まさに“ちょうどいい”。旅の始まりにふさわしい、贅沢な一杯だった。これは並ぶはなあ。

箱根神社と九頭龍神社(新宮)を参拝:天気に恵まれ森と湖に癒やされる

小田原からレンタカーで箱根に向かい、最初の参拝は箱根神社。多くの外国人がいてインバウンドを実感。駐車場から国道1号線に立つ大きな第一鳥居を過ぎ、神社通りに立つ第二鳥居、鳥居本殿へ続く石段の第三鳥居(下記写真)をくぐって参道を歩き、手水舎で手を清めました。

第四鳥居がある本殿へ向かう階段は「89段」で、“89(やく)=厄”の語呂合わせから、「厄落としの階段」と呼ばれることもあるとなんかの動画で見た気がするが、調べてみるとあくまで民間で広まった俗説のもよう。ただ、修験者たちが山を登り、俗世から離れて神域へ向かった歴史を思えば、段を上がる行為そのものに“心身を整える”意味があったのかもしれません。登り切った先で見上げる朱色の社殿は、やはり圧倒的な存在感がありました。源頼朝をはじめ、武将たちが戦勝祈願に訪れたという歴史を思うと、この場所が持つ“力”のようなものがより強く伝わってくるようです。


参拝を終え、境内の奥へ進むと、すぐ隣に九頭龍神社(新宮)がありそちらにも参拝させていただきました。九頭龍神社の始まりは、奈良時代に箱根神社を現在地に遷座した高僧 萬巻上人(まんがんしょうにん) による。当時、芦ノ湖には「九つの頭を持つ毒龍」が棲みつき、里人を悩ませていたと伝わる。萬巻上人は湖畔の岩場(龍ヶ島)で大般若経を唱え、毒龍を調伏し、善なる龍神として祀った。これが九頭龍神社の起源であり、九頭龍神社本宮は九頭龍誕生の所縁の聖地である芦ノ湖の対岸に天平宝字元年箱根神社に続いて建立され、湖の龍神信仰の中心として古くから祀られてきたとのこと。新宮は、参拝が困難な本宮より易くお参りが出来、箱根神社との両社参りもすぐに叶うお社として、平成12年辰年元旦に建立されました。その本宮へは船で向かう必要があるが、より多くの人が参拝できるようにと平成になって箱根神社境内に新宮が遷座されたとのこと。

九頭龍神社新宮のすぐそばには、九つの龍の口から霊水が流れ落ちる「龍神水」と呼ばれる手水舎がありました。これは芦ノ湖の龍神信仰と深く結びついた神水で、参拝前にこの水で手と口を清めることで、“俗世の穢れを洗い流し、神域へ入る準備を整える”と伝えられてきたとのこと。近年の改修で龍口は九つになったようで、九頭龍大神の象徴そのものですね。

本宮にも寄りたかったのですが、時間の関係で翌日にお参りすることにしました。

★フォトスポット

なお、湖畔にある鳥居はバズってる場所のようで、写真をとるための行列がすごかったです。我々は並ぶ気はないので退散ですw

箱根元宮:山頂に佇む静謐な社

参拝を終え、車で箱根園へ移動。ここから駒ヶ岳ロープウェイに乗って、駒ヶ岳山頂へ向かいます。ロープウェイが動き出すと、「箱根の山は 天下の嶮♪函谷關も 物ならず♪」のBGMが流れました。息子に聞くとなんの歌かまったくわからないと 笑 ジェネレーションギャップですね。上っていくと芦ノ湖と山々が一気に眼下に広がります。終日天気に恵まれ、こちらでも富士山の姿がくっきりと見えました。山頂に着くと、そこはまさに“天空の神域”。最高でした!


箱根元宮は、駒ヶ岳の山頂にひっそりと佇む小さな社でしたが、赤い社殿、しめ縄の岩、そして遠くに見える富士山。どれも山頂ならではの静けさと力強さでした。ここは数ヶ月前だったかサンドイッチマンがTVで行ってるのを見て、行きたいなあと思ってましたが大正解でしたね。風が強く、空が広く、祈ると自然と深呼吸したくなる場所でした。

ひとつ残念だったのは、神社のお賽銭箱のあるところには入れず、御朱印も現地ではもらえなかったことです。係の方に聞くと神職さんがいらっしゃるのは毎月1・13・15・24日と土・日曜、祝日の15時まで、ただ、ロープウェイの券を持って行けば箱根神社で御朱印はもらえるとのことでした。お参りなさる方は、ご認識ください。(私は翌日箱根神社で御朱印を拝受しました)

御朱印帳と御朱印

今回の3社参りでいただいた御朱印および4冊目の御朱印帳は以下の通りです。これからまた、この御朱印帳とともに、いろいろ旅ができればと思っています。

2日目は九頭龍神社本宮と箱根本宮の御朱印をもらうため箱根神社を再訪、そのあと小田原城に行って帰りましたが、こちらは時間ができたらアップデートしたいと思います。

ともさん

大阪府岸和田生まれ・岸和田育ち。幼い頃からだんじり祭に関わり、今も毎年欠かさず参加しています。
就職を機に関東へ移り、現在は千葉県に拠点を置いています。日本各地の神社・寺院を巡り、御朱印や歴史、祭り文化を学び続けてきました。

40代のときに自転車で転倒し、後遺症に悩まされるようになりました。直近で二度目の手術と静養期間を過ごしたことをきっかけに、これまでの経験や学びを記録として残したいと思い、このブログを始めました。

このブログでは、だんじりで育まれた“地域への誇り”と、日本の伝統文化への深い興味をもとに、
神社巡りの記録、御朱印、旅の記憶、日本史のエピソードなどを発信していきます。

自身の記録として、また、日本の文化や歴史が好きな方、旅が好きな方、だんじりに興味がある方に楽しんでいただけるよう、丁寧に綴っていきます。

どうぞよろしくお願いします。

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