受験生の皆さん頑張って~娘との湯島天満宮参拝と東京散歩の記憶

寺社巡り(Temple & Shrine Visits)

受験シーズン真っ盛り

受験シーズンもいよいよ本番。
この時期になると、受験生のみなさんの努力がどうか実りますように、と自然と応援したくなる。
先日、御朱印帳をめくっていると、娘の高校受験の合格祈願に訪れた神社の御朱印が目に入った。
そういえば、あの日は神田明神の近くで模試があった日だった――と懐かしく思い出した。

神田明神と湯島聖堂

少し緊張した様子の娘を見送り、試験が終わるまでの時間をどう過ごそうかと考えながら歩き出した。まず向かったのは神田明神。
平日でも参拝客はそこそこいて賑わっていたけれど、最近ニュースで見るような“長い行列ができる混雑”というほどではなかった。
2021年はまだコロナ禍で、観光客も今ほど戻っていなかった時期。その分、落ち着いた雰囲気の中でゆっくり参拝できた。

神田明神参拝の後は近くの湯島聖堂へ。湯島方面へ歩き始めると、週末らしい賑わいが続いていた。家族連れや観光客が写真を撮っていたり、屋台の前で立ち止まっていたりして、境内の外までどこか明るい空気が漂っている。大通りに出ると、今度は休日の東京らしい“ゆるい混雑”に変わる。
買い物帰りの人、散歩中のカップル、カメラを持った人――いろんな人が行き交っている。
坂を上ったり下ったりしながら湯島方面へ向かうと、少しずつ人の数が減っていき、街の音も落ち着いてくる。
湯島聖堂の黒い塀が見えてくる頃には、さっきまでの賑わいが嘘のように静かで、空気がひんやりと変わった記憶がある。

昼食は麻婆豆腐専門店へ

昼過ぎに娘と合流。「どうだった?」と聞くと、「まあまあかな」と控えめに返ってきた。
昼メシはどうするかとうろうろしていると麻婆豆腐専門店の看板を発見。娘は息子と違い、あまり好き嫌いがないので食べてみる?と聞くと、OKとの返事。

私も久々の本格麻婆豆腐。辛いのはあまり得意じゃないけれど麻婆豆腐は好物です。とてもおいしかった。

湯島天満宮へご参拝

湯島天満宮について
湯島天満宮は、学問の神様として知られる菅原道真公を祀る神社で、創建はなんと雄略天皇2年(458年) と伝わる、とても古い歴史を持つ神社です。
最初は 天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと) を祀る神社として始まり、その後、室町時代の 正平10年(1355年) に、道真公の学問・人格を慕った人々が「文道の大祖」としてお迎えし、現在の“天満宮”としての姿になりました。
江戸時代に入ると、太田道灌の再建や徳川家康の崇敬を受け、湯島の地は“文教の中心地”として栄えていきます。
湯島聖堂が近くに移されたのもこの流れの中で、学者や文人が多く参拝した記録が残っています。
その後も火災や改築を経て、現在の社殿は平成7年(1995年)に総檜造りで再建されたもの。
落ち着いた雰囲気の中にも、どこか凛とした空気が漂うのは、こうした長い歴史の積み重ねがあるからかもしれません。
★天神信仰と道真公のこと
道真公は、幼い頃から詩歌に優れ、政治家としても高い評価を受けた人物ですが、藤原時平の讒言により太宰府へ左遷され、そこで亡くなりました。
その後、京都では落雷や天変地異が続き、「これは道真公の怒りではないか」と恐れられたことから、やがて道真公は“雷の神=天神”として祀られるようになります。
しかし時が経つにつれ、道真公の学問への姿勢や人柄が評価され、“学問の神様”として全国に天満宮が広まりました。湯島天満宮もその一つで、今では東京をはじめ関東の受験生にとって欠かせない場所になっています。

さて、思い出に話は戻って食後は湯島天満宮へ。上野と御茶ノ水の間にあるので、最寄りの湯島駅からは歩いてすぐの場所にある。神田明神や湯島聖堂からも徒歩圏内なので、この日のようにまとめて巡るにはちょうどいい距離感。
ここはさすが学問の神様、受験シーズンらしくかなりの混雑。
境内には絵馬がずらりと並び、「どうか受験がうまくいきますように」と願う人たちの思いが伝わってくる。境内は広すぎず、ほどよい落ち着きがあって、参拝すると自然と気持ちが引き締まる気がしました。今や大学生となった娘と2人だけで神社に行くことはもう無いかも知れませんね。

全国には太宰府天満宮や北野天満宮といった大きな天満宮がありますが、東京では湯島天満宮が“受験の神様”として昔から親しまれてきました。(北野天満宮には別途京都1泊おやじ旅で行ったので別の機会に触れればと思います)
我が家も高校受験、大学受験と節目ごとに訪れていて、湯島天満宮は自然と思い出の場所となっています。
境内の落ち着いた空気に触れると、いつも気持ちが引き締まり、「ここまで頑張ってきたんだから大丈夫」と背中を押されるような気がします。湯島天満宮は、東京で合格祈願をするなら外せない神社のひとつ。神田明神や湯島聖堂と合わせて巡ると、心も整う一日になります。


今の受験生のみなさんにも、どうか良い春が訪れますように。

ともさん

大阪府岸和田生まれ・岸和田育ち。幼い頃からだんじり祭に関わり、今も毎年欠かさず参加しています。
就職を機に関東へ移り、現在は千葉県に拠点を置いています。日本各地の神社・寺院を巡り、御朱印や歴史、祭り文化を学び続けてきました。

40代のときに自転車で転倒し、後遺症に悩まされるようになりました。直近で二度目の手術と静養期間を過ごしたことをきっかけに、これまでの経験や学びを記録として残したいと思い、このブログを始めました。

このブログでは、だんじりで育まれた“地域への誇り”と、日本の伝統文化への深い興味をもとに、
神社巡りの記録、御朱印、旅の記憶、日本史のエピソードなどを発信していきます。

自身の記録として、また、日本の文化や歴史が好きな方、旅が好きな方、だんじりに興味がある方に楽しんでいただけるよう、丁寧に綴っていきます。

どうぞよろしくお願いします。

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